(下へ行くほど日付が古くなります) |
ネコマタの滝に挑戦しよう! |
2011.3.30(水) 俺48、バーテンダー24、カズ44、丘17 まいはーい。まっちゃんです。 岡本駅前の紫色のもくれんも満開だ。 昨日は朝7時すぎに半分寝ぼけながら東北入浴サイトの件でKBS京都ラジオに電話出演した。歳をとると朝に強くなるというが、今のところ俺にその法則はまったく通用しない。 そのあと二度寝してたらテレビ大阪の取材クルーが来られ、またもや半分寝ぼけながら東北入浴サイトの件で夕方の「ニュースビズ」用のVTR撮影。 午後3時前にようやく体があいてかんじんの更新作業に取りかかったが、パソコンの調子が悪く何度も電源プッツンしやがってたいへん疲れた。 夜は三宮のバーで24歳のバーテンダーと語っていたら、ちょっと飲みすぎた。 今日は対照的におだやかな一日だった。 昼近くに起きて、カズダンス画像をゆっくりと楽しんでから更新作業にいそしむ。 夜は珍しく高校2年の息子・丘と2人で駅前のヤキトリ屋へ。最近のマンガ事情を丘に教えてもらいながら調子に乗って注文しすぎ、食いきれずにココロとレバーを残してしまうという不謹慎な結末を迎えてしまった。ぐるじー。 「神戸の銭湯」に中央区の割塚温泉を追加した。 2011.3.28(月) 「自分にできること」 まいはーい。まっちゃんです。 庭のスモモの花が盛りを迎えている。いろいろあっても春は来る。 東北の今すぐ入れる入浴施設サイトはいろんな方のご協力によってどんどん内容が充実しつつある。友人知人の協力も大きいが、被災地に住む方々が調べて情報を送ってくださったり、現地の入浴施設が「うちも営業を再開しました」と連絡をくださるということも少なくない。 情報をお寄せくださった方々、ありがとうございます。引き続きよろしくお願いいたします。 先週の金曜日にはこの活動に関して東海ラジオに電話出演した。土曜日には朝日新聞、日曜日には毎日新聞と共同通信がこのサイトの紹介記事を掲載し、東北地方の被災地を含めて配布してくださった。明日は仙台のブロック紙・河北新報の朝刊にも載る予定。 しかし、これにかまけている間に春だよ。青春18きっぷも始まってるっちゅーに。 このところ「自分にできること」というフレーズが巷にあふれ、駅前には募金を大声で呼びかける思考停止軍団が多くて嫌になるが、俺としては震災復興のために「してはいけないこと」も考えたい。 一番してはいけないことは、自粛ムードに呑まれて家でチマチマ節電なんかしていることだろう。 いくら節電を心がけたって、家にいる限りテレビやパソコンを使うだろうし、暖房したりドライヤーを使ったり、トイレへ行くたびに電気をつけたり消したりするに違いない。 それならいっそ家の電気を全部切って、外へ出かけろよと。 ここで省エネと並んで重要なキーワードとして浮上するのは、経済貢献だ。 被災地復興のためには、日本の経済が落ち込まないようにすることが非常に重要。なのに家にこもってチマチマ節電なんかしていたら、よけいに経済が萎縮して、日本全体が沈没していってしまう危険がある。 すでに国内の観光地は外国客のほとんどにキャンセルされてガランガラン、飲食店の多くも自粛ムードのせいか閑古鳥が鳴いて、日本全国風評被害という状況になりつつあるらしい。 春の観光シーズンなのに。 したがって今「自分にできること」の第一は、まずは家を出て派手にカネをパーッと使うことだといえる。 とくに西日本の人は、痛手を受けた東日本のぶんもカバーするくらいカネを使いまくって経済活性化に貢献したいところ。 貯金を崩すのは今だ。 同じ出かけるにしても、石油はできるだけ被災地方面へまわすべきだろうから、自動車ではなく電車・バス・船などの公共交通機関を使うほうがいいだろう。 電車やバスはあなたが乗ろうが乗るまいが、そこを走っている。だからそれにいくら乗ってもエネルギーの無駄遣いにはならないばかりか、交通費を支払うことで経済に貢献できる。このさいグリーン車にでも乗っちゃえ。 そして、出かけた先々でうまいものを食いまくり、うまい酒(それも東北の酒ね)をたらふく飲み、よけいなもの(鳴子のこけしとかラッキー銭湯ポストカードとか)を買いまくり、できるだけ家に帰らずに旅館やホテルに泊まる。 平日に駅前のホテルに泊まって、そこから通勤するのもカッコイイ。家に帰ったとしても、せめて風呂は銭湯へ行こうじゃないか。 ようするに、被災地のために自分にできること=省エネ&経済貢献=旅&銭湯、という公式が導き出される。 早い話が、いつもの俺最高。がっはっは。 東北銭湯サイト作りもいいけど、桜も咲くことだし、そろそろ俺もどこかへ出かけなければ。 2011.3.25(金) お別れ ぶるっぽふ。まっちゃんです。 また冷えとんな。 かつてさいろ社が発行していた「いのちジャーナル」という雑誌で、高齢者ケアの分野でしばしば原稿を書いてくれたライターの松崎有子さんが一昨日、がんで亡くなった。 夕べはそのお通夜に出席した。 彼女には印象深い思い出が二つほどある。 ひとつは、三宮の喫茶店でのこと。 俺と松崎さんは小さなテーブルに向かい合い、次号用の高齢者関連記事の取材の切り口について打ち合わせをしていた。 話は小1時間に及んだが、おおかた記事の方向性が決まったので席を立とうとしたとき、我々の後ろに座っていた一人の見知らぬ若い女性に突然声をかけられた。 その女性はこうおっしゃった。 「あまりにお二人のお話が興味深かったので、失礼かとは思いましたが聞いてしまいました。今お話になっていた記事が載ったらぜひそれを買わせてください」 俺と松崎さんは顔を見合わせながらも、企画の狙いに自信を得て少し嬉しくなった。 もちろんその号は完成後、そのときの女性にお送りした。 もうひとつの思い出は、15年間出し続けた「いのちジャーナル」を休刊したときのこと。 松崎さんが幹事役となって、俺のために仲間を集めてささやかな慰労会を開いてくれた。あれはたしか神戸・北野の中華料理屋だった。 そのとき松崎さんは俺に花束をくれた。 俺に花束をくれた人は、これまでの人生で(たぶん)松崎有子さんだけだ。 その後、彼女とはほとんど会っていない。よく考えたら一度も会っていないかもしれない。 花束のお礼はきちんと言えずじまいに終わった。 松崎さんありがとう。いろいろお世話になりました。 花束すごく嬉しかったです。 ご冥福をお祈りします。 2011.3.23(水) 塩竈の港湯 まいはーい。まっちゃんです。 東北の今すぐ入れる入浴施設サイトのことが、今朝の産経新聞と京都新聞で紹介された。 何度も電話していた仙台のスーパー銭湯にやっと電話がつながった。朝10時から営業しているが、早朝から整理券を求めて人々が並び、日によっては営業開始前に1日の定員分がすべて完売してしまう状況だという。 仙台市内では昔ながらの銭湯もあと1〜2軒営業しているらしいとの情報があるが、どうしても電話がつながらず確認できない。 数年前に東北に行ったときは、名古屋から船で仙台港に着いた。その東北上陸の初日に入った塩竈の港湯に、今日やっと電話がつながった。 電話口に出てこられたご主人によると、 「水が上がってダメなんだよね・・・」とのことだったが、ご無事な様子でほっとした。 塩竈の港湯、小さいけどいい銭湯 こっちも忘れちゃならない、「関西の激渋銭湯」に大阪西成の千成温泉をあげといた。俺こういう銭湯、好きなんよね〜。 2011.3.22(火) 一進一退 まいはーい。まっちゃんです。 東北の今すぐ入れる入浴施設サイトの掲載施設は200軒を超えた。朝日新聞のツイッターでも紹介するとのことで、訪問者数は一日5000人くらいになっている模様。 しかし現地の状況は日々変化するので、すでに掲載している施設についても順次電話確認して更新の手を入れていく必要がある。 「燃料が調達できたので再開する」という施設がある一方で、「燃料が尽きて入手の見通しが立たず当分休業」という施設もある。仙台市内のスーパー銭湯は昼過ぎには整理券が出払っている状況。郊外の温泉でさえ土日は3〜4時間待ちというところも少なくないようだ。お風呂状況は一進一退というところ。 引き続き情報をお寄せください。 ところで被災者は全国に分散しつつある。避難先で気兼ねなく風呂に入ってリフレッシュしていただくためにも、日本各地の銭湯情報も大事になってくるだろう。 というわけで神戸の銭湯も長田区の松湯と萬歳湯を追加した。 2011.3.20(日) 地震と銭湯 じめらますて。まっちゃんです。 といいつつ、今日は終日こもって東北の今すぐ入れる入浴施設サイトの更新作業にいそしんだので、雨が降ったのに気づかなかった。 多くの皆さんのご協力により、このサイトの掲載施設は171件に達した。 そしてケータイサイト、グーグルマップでも見られるようになった。また近くマップファンの災害情報共有サービスとも連動し、当方サイトの入浴施設情報が地図上にフキダシ表示されるようになるらしい。 ありがたやの神様ご降臨しまくってます。 それにしても宮城県北東部は全然電話が通じないなぁ。 仙台では市街地のスーパー銭湯が朝8時から配布している入浴整理券が一瞬でなくなっているようだ。 東北地方は温泉が豊富に湧いているため、町なかの小さな銭湯の減少スピードは他の地方よりも速く、もう風前の灯だった。山形県はたしか昨年、最後の1軒(映画「おくりびと」のロケに使われた銭湯)が廃業して銭湯ゼロ県になってしまった。 そこへ今回の震災だ。 市街地にたくさん温泉が湧いている青森や山形は被害が少なかった。しかし被害の大きかった岩手・宮城・福島では、温泉の多くは山間部に湧いている。 豊富にあふれている大地の恵みへは、ガソリンふかして山道を延々と登らないとたどり着けないのだ。 皮肉なことにいま被災地では、ガソリン・灯油などの燃料はほとんど底をついている。 温泉は日本の自然の大いなる恵みである。 しかしそこへ行くのに、はるか遠いアラビアの大地の恵みを消費しなければならんというのも、なにかちょっと複雑な心境だ。 やはり自宅から歩いていける範囲に、薪で沸かす公衆浴場があるというのは豊かなことだと思う。 そんな中、驚愕のニュース。 巨大津波で町ごと消滅したかと思われた岩手県宮古市の市街地で、なんと、昔ながらの銭湯が2軒営業を続けているらしい。 がんばれ!!! あ、それから昨日のオフザケ福島福島化計画で、「福島区の歌を会津磐梯山に」と書いたけど、第一原発の近くの人々ならば「相馬盆唄」のほうがいいのかな? 2011.3.19(土) 福島、福島化計画 まいはーい。まっちゃんです。 昨日は東北の今すぐ入れる入浴施設サイトの件でMBSラジオに電話出演した。 俺が15分ほどしゃべったあと、当サイトに掲載している全入浴施設情報が、古川圭子アナ、金山泉アナのお二人によって約20分間にわたって読み上げられた。 この番組は現在、東北の被災地でも聞くことができるらしく、さっそくラジオを聴いて風呂に入りに行きましたという声を何件かいただいた。 このサイトの呼びかけはツイッターなどを通じて急激に広がっているようで、見ず知らずの方が携帯サイトにしてくださったり、グーグルマップを作ってくださったりと、支援の輪が広がりつつある。 その一方で、宮城県観光連盟が鳴子温泉など県内の有名温泉地に関して日帰り入浴情報の随時更新サイトを開設するなど、われわれの役割が終わりつつあるところも部分的に出てきた。 他の県の観光協会などにもぜひお願いしたいところ。 ところで大阪府の橋下知事が、「壊滅的な被災地に仮設住宅を作ってもムダ。大阪が受け入れる」とおっしゃっているらしい。 被災地にとどまって現地の片付けや復興に参加したいという地元民はたくさんいるはずだし彼らの力は絶対に必要だから、橋下知事の発言は極論だ。現地に仮設は必要。 ただ、希望する人々を他の地域が積極的に受け入れることもまた必要な姿勢であることは確か。 たとえば福島の原発周辺に住んでいた人々は、とうぶん故郷に帰れそうにない。そういう人たちに大阪への疎開・移住を呼びかけ、希望される方にはぜひ来ていただこう。 で、どこに住んでいただくか。 もちろん、福島だ。 大阪には福島区というところがある。JR環状線で大阪駅の隣が福島駅だ。 そこに福島の人たちに住んでもらうことで、福島は本物の福島タウンになる。 大阪には、大正区や生野区のように、特定の地域から来た人たちが集中的に住んでいる場所がある。そこではそれぞれの文化が色濃く醸し出されていて、そのことが大阪をバラエティに富んだ街にしてくれている。 で、福島には本当の福島県人の方々にたくさん来てもらって、福島県の食べ物や福島県の祭りをそこらじゅうでバンバン展開してもらおう。福島区では福島弁を公用語にしてもいい。福島区の歌は「会津磐梯山」にしよう。 楽しそう! そうなったら俺ぜったい通うぞ福島区。 スマヌ・・・深刻な震災のさなかにフザケてる? 2011.3.18(金) 東北はめっちゃ寒そう ぶるっぽふ。まっちゃんです。 以下よろしくお願いします。 みなさまへ(このメールはBccでお送りしています。転送大歓迎です) お世話になっています。神戸の松本康治です。 阪神大震災の元被災者として何かできないかと思い、ふろいこか〜プロジェクトで下記のサイトを急遽つくりました。 ↓東北の被災地で今すぐ入れる入浴施設リスト http://sairosha.com/furo/furoikoka/hisaitijoho.htm 掲載しているすべての入浴施設は電話などで直接確認しています。 有志で情報を集め、毎日随時更新しています。 生命、衣食住の次はお風呂です。 あちこち電話していると、現地の息遣いが見えてきます。 寒い中何時間も待って芋の子を洗うように湯を浴びている人々の姿と、老骨に鞭打って「今こそ風呂屋魂を発揮するときだ」と必死になって燃料をかき集めて湯を沸かしている銭湯店主の姿に、泣けてきます。 できるだけたくさんの人々に情報を伝えたいと思います。 もし可能でしたら、なんらかのかたちでいろんな人たちにご紹介いただければ幸いです。 勝手なお願いで恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。 今後は被災地住民はもちろん、救援隊、医療支援者、物資輸送担当者、ボランティア活動などで東北入りする人々のためにも入浴情報は非常に重要になると思われます。 みなさんもぜひご協力ください。 ところで、大阪市城東区の昌の湯を「激渋銭湯」にこそっとあげといた。すんごいレトロ! 2011.3.16(水) こごえ春 ぶるっぽふ。まっちゃんです。 大阪は昼から雪が降ったりやんだり。これがこの冬最後の冷え込みであってほしい。 東北の今すぐ入れる入浴施設サイトは1日でだいぶ充実してきた。燃料不足で今後の営業見通しが立たない入浴施設も多い中、昔ながらに薪で沸かしている銭湯ががんばっているようす。 まあなにせ町中が薪みたいになってるわけやからなぁ。 引き続きみなさんのご協力をお願いいたします。 負けじと「神戸の銭湯」も灘区に2軒追加した。 2011.3.15(火) 支援サイト開設 まいはーい。まっちゃんです。 関西にいながらにしてできる震災支援のひとつとして、ふろいこか〜プロジェクトによる被災地周辺の入浴可能施設情報サイトを立ち上げた。 いま、ここに行けば風呂に入れる!という、被災者向けの一覧情報だ。 生命と衣食住を確保したあとに重要になってくるもののひとつに風呂がある。 そのありがたさを俺は阪神大震災でよく知っている。風呂に浸かれば心と体が生き返るのですよ文字通り。 ネット上の情報がどこまで被災者に届くのかわからないが、まあ情報さえ流せれば、印刷したりいろんなかたちで役立てることはできるのではないかと。 それでこのサイト開設にあたり、東北6県と栃木・茨城の銭湯・温泉・健康ランドその他に片っ端から電話して営業状況を調べようと思ったのだが、とりあえず青森で10軒ほど聞いたところでハタと気がついた。 東北地方の入浴施設って、メチャメチャ多いのよね・・・青森は温泉だけで何百件もあるらしい。 というわけで、ぜひみなさんにも調査にご協力をお願いしたいと思います。 調査にかかる電話代は各自義援金のつもりで。くわしくは同サイトをご覧ください。 ただし被災地の方々のご迷惑にならないよう、くれぐれもご注意くださいね。 それと現時点では宮城・福島・岩手の被災地は電話が通じないみたいです。 よろしく〜! 2011.3.14(月) 山田町 まいはーい。まっちゃんです。 昨日今日とぽかぽかの春だ。シダレザクラがもう満開になっている。 でも東北の震災が気になって、まったく落ち着かない日々だ。 夕べは陰鬱な夢ばかり見て何度も目が覚めた。 街を歩きながら、阪神大震災のときのことをまざまざと思い出した。 1歳の息子を連れてやっとのことで神戸を脱出して江坂まで逃げてきたら、街には電飾看板が煌々とついていて人々がパチンコに興じていた。 その光景を見たときの、天地が歪むような衝撃。 安堵と悔しさと怒りと卑屈がマックスを記録し、被災地へUターンしたいような意味不明な心境に見舞われたあげく思考停止に陥った瞬間だった。 そんな被災者の一人だった俺が、今回はそのパチンコ客と同様の存在に成り果てていることへの苛立ち。 不快だ。自分が。 気を落ち着けるべく銭湯へ行った。 俺は今回の被災地は一度旅しただけなので知り合いはほとんど誰もいないが、いちばん心配なのはこの銭湯のおかみさんだ。 わずかな出会いだったが、彼女の「おやすみなさい」の声は今もうっすらと耳に残っている。 無駄にうじうじ言いつつ、「神戸の銭湯」の長田区編に明泉寺湯を地味に追加した。この銭湯の脱衣所も震災のひび割れがいっぱい残っている。 2011.3.11(金) 大地震 ぶるっぽふ。まっちゃんです。 東北でたいへんなことが起きている。 津波が押し寄せてくるテレビ映像をリアルタイムで見た。 いろいろなことが心配だ。 2011.3.9(水) さむ ぶるっぽふ。まっちゃんです。 日暮れからまたやたらと冷え込んできたな。 でも大阪仕事は予定通りいけば明日が峠なのよね〜。もうちょいなのね〜。 本日の写真:南紀シリーズD 新宮 2011.3.8(火) 早春賦 ぶるっぽふ。まっちゃんです。 今日も昼前から強い風が吹いて、夕方には細かい雪がちらついた。時にあらずと声も立てぬこのごろだ。 大阪仕事は本日ぽこっと空いて中休み、明日あさってが正念場。 それが片付いたら一気に南下するんだよ。 春の先取りというやつね。おほほほ。 本日の写真:南紀シリーズC 大島・水門祭 長田区の戎湯を「神戸の銭湯」に追加した。 2011.3.6(日) 鯉と虫 ぶるっぽふ。まっちゃんです。 大阪市バスに最近ハマっている俺様だが、大阪市バスにはどういうわけか大阪市外までひょいっと延びている路線がいくつかある。 昨日は日中少しあったかくなったので、そんな路線のひとつに乗って、べつになにも用事はないけど八尾まで足を伸ばしてみた。 高安山の近くをブラブラと散歩しつつ川を覗き込んだら、メス鯉を多数のオス鯉が追尾している。 川べりには小さな羽虫の柱が立っていた。 その川べりに1軒の銭湯がある。はじめての銭湯だ。もちろん入る。 清潔でじつに気持ちのよい銭湯だった。 けっこう長湯した湯上り、銭湯の向かいに小さな居酒屋があったので入ってみた。 カウンターにお惣菜が並んでいる店で、地元の常連客で混んでいた。 カウンターのばあさんにビールを頼みながら、お惣菜のひとつ、イワシフライとエビフライも頼んだ。するとそのあと頼みもしないのにホウレンソウのおひたしやポテトサラダが勝手に出てきた。 さらにビールをおかわりしてカツオタタキや切干大根を食ってから、お勘定を頼んだら、どえらく安かった。 ばあさんが勘定を間違えたとしか思えない。 でも最後のビールの飲み残しに変な虫が入ってきて浮いたので、そのまま支払った。 春やね。 その銭湯とは関係ないが、堺のニコニコ湯を激渋銭湯にあげといた。 本日の写真:南紀シリーズB ひとはめ酢の物(田辺) 2011.3.4(金) 雪雲の南 ぶるっぽふ。まっちゃんです。 ひなまつりも済んだというのに、今日もまた雪がちらついている。 大阪の仕事は来週前半に峠を越える予定。 そしたらただちに南国へ行ってやるんだ。今度こそ雪のないところへ。 「神戸の銭湯」は長田区もとりあえず3軒でオープンした。 本日の写真:南紀シリーズA 白浜 2011.3.2(水) 紀州 ぶるっぽふ。まっちゃんです。また寒いやんか。雪ちらほら。 明日のひなまつりにちなんで、さくらでんぶを買って帰った。晩飯のごはんにかけて出してやったが、まりもは「なにこれ甘いわ・・・」と言って食べてくれなかった。 俺が子どものころは、ふだんのごはんでもさくらでんぶで食っていたもんだが。 ちなみに姉は連日マヨネーズをごはんにかけて食っていて、それを見た父親がしばしばキレていた。 その姉から今日メールがあり、昨日までの当日誌の尾鷲シリーズ写真を指して「和歌山」と書いていた。 尾鷲は三重県である。 ただし江戸時代までは紀伊国に所属していた。紀伊国はなぜか廃藩置県のときに熊野川を境に分割され、新宮より西(紀伊の4分の3ほど)が和歌山県となった。そして熊野川より東の「東紀州」と呼ばれる地域(現在の尾鷲や熊野市など)は三重県に編入された。 たしかに尾鷲へは和歌山市よりも津からのほうがずっと近い。 それでも廃藩置県のとき、三重県に編入されるのを嫌った東紀州の北山村は、いまも日本で唯一の飛び地自治体として和歌山県に所属している。 最近の北山村は、抗アレルギー作用があるという「じゃばら」という柑橘類を「花粉症によい」ということで売り出している。先月2月6日の「ふろの日」には、大阪府の銭湯組合と組んで「じゃばら風呂」が各銭湯で催された。 俺は大阪市福島区の海老江新温泉でこれに入ったが、かなりキツイ香りの柑橘だった。 あれ? さくらでんぶの話がいつのまにか銭湯の話になってしまった。 先月尾鷲へ行くときは近鉄で三重県松阪市まで行ってJR紀勢本線を下ったが、帰りは新宮から和歌山県に入り、本州最南端の串本を経由して田辺で1泊し、紀伊半島をぐるっと1周するかたちで帰ってきた。 というわけで、 本日の写真:今日から南紀(和歌山県です)シリーズ@ 晴れのち曇り(大島・樫野崎) あそうそう、書き忘れていたけど、2月26日に例によってふろいこか〜ラジオがオンエアされております。いま話題の銭湯音頭も聞けますぞ! そして最後には酔っ払いの俺様登場だ。 |
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