メ シ つ き 文 化 遺 産
激渋食堂メモ
宮崎県の渋~い大衆食堂
や万と食堂 (延岡市、延岡駅)
三共食堂 (延岡市、延岡駅)
 
や万と食堂
延岡市昭和町1丁目13−9
→地図

電話/0982-34-6342

【営業時間】 08:00~18:30
【定休日】 日曜日


 宮崎駅の南で線路をくぐって駅裏側、徒歩10分たらず。倉庫っぽくも見えるディープな面持ちの食堂だ。
 むむ、ドアが開きにくい…。創業昭和46年だって。

 
(左)わりと広々スペースにテーブル5つ   (右)陽光が間接的にほんのり差し込む北側の席

 昭和中期のまま時計の針が止まった空間に、脱力フレーバーが漂っている。
 おばあちゃんとその娘らしき人が料理を作っていて、おやじはこれから出前に出かけるところだった。

 ビールは缶ビールのみ。とりあえずそれを飲みつつ壁メニューを見ると、麺類・丼物・洋食がほぼ400~600円台でそろう。定食全部600円とは安いなあ。

 チキン南蛮定食も600円。延岡に来たらこれを食わなアカンらしいが、ビールにメシはいらんので単品で注文、たぶん500円。
 下にスパゲティが隠れており、チキンにはなにやらドロドロしたソースがかかっている。フレンチドレッシングにケチャップを混ぜたような・・・でもまあ悪くない。

 玉子焼きも注文したら、味付けを聞いてくれる。甘・普通・辛(塩味のみ)の3通りあるという。普通を頼んだけど、けっこう甘めだった。

 
(左)チキン南蛮   (右)玉子焼き400円

 窓のすだれ越しに南国のソテツを眺めながら、チキン南蛮でビールをチビチビ。
 あぁ、宮崎まで来たんやなぁ。

 
(左)窓からのソテツ   (右)手洗いもキュート

 古いけど、店のおばちゃんたちもええ感じやし、昼下がりの中途半端な時間帯ということもあって、ハンパないリラックス感に満たされる。
 何がどうっちゅーこともないけど、俺こういう食堂、好きやわ~。
(2015年3月)
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三共食堂
延岡市博労町2−1
→地図

電話/0982-32-2419

【営業時間】 09:00~18:00
【定休日】 日曜日


 宮崎駅から中心部に向かう途中、激しくレトロ&ディープなオーラを発する食堂がある。

 
(左)早春の西日に輝く   (右)サンプルケースこわい・・・漆黒のカレーライス

 客の食欲を瞬時に奪い去るサンプルケースにビビリつつも中へ入ると、コンクリート造りの店内は想像通りの時間停止系。
 そこそこの広さがあって天井が高く、壁の下半分にタイルがあしらわれている。真ん中あたりに不思議な鉄柱が2本あり、窓際にシンプルな小上がり3卓。

 
(左)テーブルと小上がり   (右)厨房は奥まったところにあって見えない

 建物の構造によるものだろう、声が妙に反響する。65年くらい前からずっと食堂として営業しているらしい。

 
トイレの戸の下にレトロなタイルが少し見える

 気さくな感じの60代くらいのおかみさんが注文を聞きにきてくれる。ちょっと冷えてきたので焼酎お湯割り300円を頼むと、焼酎がなみなみ入ったコップと、1/3くらいお湯が入ったコップとが運ばれてくる。
 九州ではこのパターンが多い。焼酎をお湯で割るのではなく、お湯を焼酎で割って飲む。だから後になるほど濃くなっていくのよねー。

 
(左)焼酎は左、お湯は右   (右)ハムエッグ350円、玉子1つだがトマト激うま

 テーブルメニューを見ると、小めし100円に始まって、カツライス700円以外のメニューはすべてワンコイン以下だ。

 野菜炒めを頼んだところ、A・Bの2種類があるという。Aは300円、Bは350円。
 「どう違うんですか」
 「Bにはちょっぴりカシワが入っていて量も多いんです。でも野菜炒めだけでいいならAで十分ですよ」
 良心的やわ。おすすめ通りAにしたが、たしかに十分な量があった。

 
(左)野菜炒めA   (右)最後にサービスでみかんをくださった

 外観はディープだが、料理はちゃんとしている。そして安い。表のサンプルケースさえ見ないように片目をつぶって入れば、悪くない。
(2015年3月)
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