メ シ つ き 文 化 遺 産
激渋食堂メモ
徳島県の渋~い大衆食堂
まるわ食堂 (徳島市、徳島駅)

うずしお食堂 (鳴門市、高速鳴門バス停)
あそこ食堂 (鳴門市、鳴門駅)

まるわ食堂

徳島市幸町2-6-2
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電話/088-622-3989

【営業時間】 11:00~20:00
【定休日】 日曜日


 徳島駅から歩いて数分、徳島市役所に隣接した場所にある、こぢんまりとした食堂。店名は正確には「〇」の中に「和」が入る。

 入店してまず目を引かれるのは、左手のおかずケースだ。
 大きくはないが、小松菜白和え180円、イワシフライ4尾300円、鯖煮300円、野菜サラダ320円、さらにバッテラ380円や巻きずし430円……どれもうまそ~。

 
(左)テーブル3つほどと壁向きカウンター   (右)小さいが充実のおかずケース

 壁メニューでは、手打ちうどん・そば290円に始まって麺類・丼物・洋食が300~600円台で揃う。「カツハイライ680円」とはハヤシライスにトンカツが乗っているのだろう。

 とりあえず入店30秒、おかずケースからバッテラ380円と野菜320円をゲット&パクッ。

 
(左)野菜320円、朝からヘルシー♪   (右)バッテラ380円、うまし!

 そして「一押し」と書いてある中華そば450円を注文。
 このスープのうまさといったら! しっかりした濃い味で、チャーシューもうまい。食堂レベルを超えてるぞ。

 
中華そば450円、おすすめ!

 格安の幸せ気分。今度はイワシフライを食べよっと。
 
(2015年5月)
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うずしお食堂

鳴門市撫養町大桑島字濘岩浜48-34
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電話/088-686-1253

【営業時間】 06:00~19:00
【定休日】 不定休


 鳴門駅からは1kmちょい離れているが、神戸方面からなら高速バスの「高速鳴門」ターミナルからすぐ近く。
 競艇場の向かいに2軒の食堂がある。もとは3軒並んでいたようだが、真ん中はやってないようだ。高速鳴門から遠いほうがここ。

 6人がけの相席テーブルが3つほどの小さな店だが、なんちゅーても2台のおかずケースの充実っぷりが感激だ。

 
(左)鳴門の地魚!   (右)ええやん!

 
(左)普通の大衆食堂にあらず   (右)いけすもあるぞ!

 いやー、さすがは鳴門海峡に面した食堂だ!
 魚同様にイキのいいおじさんがやっている。おじさんは魚愛が強く、仕入れた魚や貝を発砲スチロールの箱で活かしておいて、売れ残ると夜は海の生け簀に戻すそうだ。
 「どこにでも売ってる魚は置いてないんよ。地のものだけね」とおっしゃる。

 一般的な食堂メニューもあるけど、この時点で平素のセコイ一膳めし式は放棄し、おかずケースからアイゴの刺身とハモ湯引きをゲット&パクッ。
 かつおミンチカツ300円は目玉もつき。かつおがたっぷり練りこまれている。

 
(左)ハモ500円   (右)アイゴ刺身500円

 
(左)かつおミンチカツ300円   (右)競艇客がメイン客層

 競艇場の向かいにあるため、常時テレビで競艇を流している。
 でも博打好きのオヤジどもがたむろするような殺伐とした感じはない。生きのいい魚とオヤジさんの魚愛がこの店の雰囲気を明るくしている。相客も気さくに話しかけてくる。

 ところで鳴門には「鳴ちゅるうどん」というB級名物がある。これもいっとこ。

 
鳴ちゅるうどん(わかめ)300円

 鳴ちゅるうどんとは、昔このへんに塩田があった頃に労働者がよく食していたものらしい。ちゃんと製麺せず、足で踏んで包丁で切ってそのまま出す。麺は細くて不揃い、讃岐うどんのようなコシは全然ない。出汁はカツオ。
 どことなくテキトーで情けない、貧相なうどん。
 いや、しかしこれがなかなかどうして、海辺の食堂でビール片手にけっこうハマルがな。文字通り、ちゅるちゅるいけちゃう脱力のうどん、気に行った。ていうか俺に合うてるわ・・・。

 相客のオヤジによると、讃岐うどんは腹いっぱいになってまうけど、これはおやつ感覚で食べられるし、シメとしてもちょうどいいとのこと。
 地元のB級グルメとして売り出すようになってから、これを出す店が増えたとのこと。ゆるキャラもあるらしい。

 まあそんなこんなで、のんびりとした昼下がりを心地よく過ごせる店だった。
(2015年5月)
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あそこ食堂

鳴門市撫養町南浜字東浜327
→地図

電話/088-686-1615

【営業時間】 11:00~22:00
【定休日】 木曜日


 鳴門駅から南へ数分歩いて撫養川のほうへ曲がると、一気に片田舎の風景となる。
 年季の入った木造2階建てに「あそこ食堂」の看板あり。引き戸や暖簾は新しく改装されている。

 
(左)あそこにあそこ   (右)店内こぢんまり

 中に入ると、真正面でおかずケースがお出迎え。その向こうにテーブル2つと、横に小上がり2卓。
 壁メニューは、うどん類350~500円、豚汁100円などかなり安い。
 しかしまー、なんといってもおかずケースが豊かなる光景、ケースに入りきらずにはみ出しとるぞ。どれも美味しそう。鮭や鯖も肉厚でそそられる。

 
(左)内側から見たおかずケース   (右)いきなり嬉しい!

 おばちゃんに言うて、手前のバットに入っているアジの南蛮漬けと、ケース内のグリーンピースの卵とじ、ポテトサラダをもらう。
 このアジ、絶品! たまらん。
 さらにアジの隣のバットに入っている茹でダコも見てるうち辛抱たまらんようになって注文。たっぷりでさらに嬉しい。幸福である。

 
スダチがまた合うのよね~

 昼間っから常連らしき人々がにぎやかに飲んでいる。かと思えば鳴ちゅるうどんを食べに来た一見ぽい親子連れも。なかなか回転しておるね。
 テーブルに天かすが置いてあるから、うどんに好きなだけ投入せよとのことだろう。

 帰ろうとしたら、おばちゃんがお土産に文旦と焼き芋をくれた。なんというええ店なのだろう。
 焼き芋は鳴門金時だろうか。ねっとりしていて美味だった。
 大満足の優良食堂。また行きたいな~。

 
嬉しい!の連発
(2015年5月)
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