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ゆうこささがなる日記

  

私の住んでいるのは、東だいせんの笹ヶ平(ささがなる)というところ。
大山・烏ヶ山から伸びる尾根の上にあたります。
ひゅ〜るり〜、ひゅ〜るり〜ららぁ〜。



2004.4.30(金) 大山の住人たち

くもり。
いわなやの庭で高さ1メートルほどに成長していたシモツケさんを、新しくなった水路の脇に移植。
(工事の仕上げに来られたユンボのおにいさんお世話になりました)

このシモツケさんはね。
6〜7年前だったか、いわなやに来る道中で花をみつけたお客様が「引っこ抜いて」こられたもの。

当時の私は、大山に咲く花たちのこと何も知らなかった記憶。
でもその方は、もらった私は喜ぶに違いないと思い込んでおられたような。
花を見つけたら持ち帰って庭に植えなきゃソンと思い込んでおられたような。
私は「ありがとう」しか言えず、ひとまず庭の隅に植えたのでありました。

だけど私は…本当は何て言えばよかったんでしょか。

標高700メートルを超える厳しい自然環境の中(しかも国立公園の中)で必死に生きる花を、「かわいいから」「まるでレンゲやシロツメ草を摘むように」「子どものように無邪気に」大人が引っこ抜いてしまっていいんでしょか。
見つけた人みんなが持ち帰るほど、花はたくさん咲いているんでしょか。
花は人間のためだけに咲いているんでしょか。

「元の場所に戻してあげて…」
そんな言葉も思い浮かばなかった私を責めることもなく、ひょろひょろだったシモツケさんは年々立派な低木になってゆきました。
今度はささがなるの大地で、かわゆい花を咲かせておくれね。

  右がシモツケさん。ピンク色の小さな花が咲くのはいつでしょね

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2004.4.27(火) ダイセンの名をもつひと

雨のちくもりのち雨。
ゴールデンウィーク前のひと時の静けさ。

…と、足元に5センチ近くもある巨大なマイマイさん。
このひとはもしや、「大山(だいせん)」の名がつくあの有名なマイマイさんではないでしょか(ささがなるは「大山隠岐国立公園」の中にあります)。

そういえば、確か去年も同じ場所にいたっけ。
もしかして、去年と同じひとなんでしょか。
このマイマイさんが一生に移動する距離って…いったいどれくらいなんでしょね。
このマイマイさんのご先祖は、大昔からずっとこの地を這い続けてきたんでしょね。

  はずかしがりやのマイマイさん

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2004.4.19(月) 夏鳥たち

昨夜からの強風で、山桜の花びらも散りました。

雨がやんだ夜、風呂に入っていると今年一番のジュウイチさん(夏鳥)の声。
とてもなつかしいけど、早いカンジ。
昨日の南風に乗って渡ってきたんでしょか。
去年と同じ場所で鳴いているけど、同じひとなんでしょか。

数日前にオオルリさん、2日前にはクロツグミさん(ともに夏鳥)の美しいさえずりも。
まだ4月半ばだというのに谷の雪もすっかりなくなってしまって…ちょっとコワい感じ。

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2004.4.12(月) イカルとシメ

甘い香りのタムシバ満開。
白い花びらが流れてきます。
山桜も咲き始めました。
イカルちゃんも鳴いています。

イカル(斑鳩)はね。
きいこきー…と、不思議な音程でさえずります。
初めて出会った時、そのデカくて黄色いくちばしに本当に驚いたっけ。
固い木の実や豆も割れるのだとか。
鳥取県では「豆まわし」と呼ぶのだとか。
英名では「日本のシメ」と言うのだとか。

シメ(旨鳥)はね。
形つきもくちばしもイカルちゃんにそっくりなんだけど、色がジミなんです。
初めて出会った時、ヤブに隠れて顔だけ出して私を見ていたっけ。
そういえば声も聞いたことがないような。
そういえば冬鳥で…この冬1度会ったきりのような。
もう北の国へ帰ってしまったでしょか。

  
 (左)残雪の精みたいなタムシバさん  (右)つぼみです

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2004.4.10(土) 初つばめ

晴れ。
毎年ツバメがやってくるのを楽しみにしている…と優しい地元の方あり。
うちはまだ到着してないんです…と話した直後に、1羽がびゅんと目の前を飛んでくれました。
今年も来てくれてあんがとね。

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2004.4.8(木) 渡り鳥

まだ雪の残る林道を歩くと、笹藪(やぶ)の中で、今年初めてのヤブサメさんの声。

ヤブサメ(藪鮫)はね。
ものすごく小さなウグイスの仲間。
暗くて湿ったヤブが大好きで、虫を食べて、虫みたいな声で鳴くんです。

ものすごくジミだけど、渡り鳥(夏鳥)なんです。
短い尾っぽで、どうやって海を渡ってくるんでしょか。
虫みたいな声で、ずっと鳴きながら渡ってくるんでしょか。

冬鳥のカシラダカさんやアトリさんの群れにも別れを告げて家に戻ると…窓の横にジョウビタキのメスがお別れに来てくれていました。
ジョウビタキさんはいつも1羽きり。
どうぞごぶじで。

  木々の枝が映る雪解けの水たまり。神秘的な卵の世界がみえるかな…

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2004.4.5(月) ミミズモグラツグミトビ

今日は快晴。
(昨日の朝は、最後の雪が降って一面うっすら白くなっておりましたが)
そんな牧草地には、北へ帰る旅の途中のツグミさんたち。
ここには大好きなミミズがたくさんいて…ひと時の休息場所になっているんでしょか。
今朝は、点々と出現しているモグラ塚のてっぺんにもかわゆくとまっておりました。

と、今日はこの地でこの冬を生き抜いたトビさんが、地面に出たモグラかネズミをつかまえてうれしそうに飛び立っておりました。
トビはね。
最も身近なタヌキ顔のタカ。
主に動物や魚の死体を食べるというけれど、時々小さな動物や魚もつかまえます。
んでも私にはミミズを食べる姿が印象的。
道路の真ん中で車にひかれそうになりながら何に執着しているのかと思えば、ぺったんこになったミミズ。
電線にとまって、足に何をうれしそうにつかんでいるのかと思えば、またミミズ。
デカい体に似合わず…オチョボ口でかわゆく食べるのでありますよ。

  モグラ塚の上のツグミさんがわかるかな

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2004.4.1(木) 春のつくし

晴れのちくもり。
朝の最低は0度で氷が張っておりましたが。

いわなや全開いたしました。
初日にはるばるやって来てくださった皆様方ありがとうございます。
ヒバリさんもアオゲラさんもその他の小鳥さんたちも…にぎやかに鳴いてくれておりました(あんがとね)。

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