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ゆうこささがなる日記



私の住んでいるのは、東だいせんの笹ヶ平(ささがなる)というところ。
大山・烏ヶ山から伸びる尾根の上にあたります。
ひゅ〜るり〜、ひゅ〜るり〜ららぁ〜。


2005.4.30(土) ちちちち、ちっ。

チチチチチッ…。

黄色いキセキレイ(黄鶺鴒)さんが、早朝から1日中、調理場の前で鳴き続け。
あまりに近くてうるしゃいもんで、必死に仕事をしながらもついついいらぬことが頭の片隅でぐるぐる。
いったい何をそんなに言い続けておられるんでしょ。

「血血血」なら吸血鬼になりたがってる
「乳乳乳」なら哺乳類になりたがってる
「地地地」なら巣作りの場所を探してる
「父父父」なら父性をアピールしている
「知知知」なら知らせたいことがある

てなこと、考えてるばやいではありましぇん。
さっさと料理を出さんかいっ…お客様はきっと「遅遅遅…」
(大変お待たせして申し訳ございません)

ちっ、ちっ、ちっ。
本当はキセキレイさんは…
ふがいない私にずっと舌打ちを続けておられたのかもしれましぇん。

 にょろにょろと咲くヤマヤナギ

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2005.4.26(火) おりえんたるなひと


ぽぽ、ぽぽ、ぽぽ。
夏鳥のツツドリさんご到着。

ツツドリ(筒鳥)はね。
竹の筒をたたくような声で鳴くから、その名がついたのだとか。
んで英名は、オリエンタルカッコウ(東洋のカッコウ)。
実はカッコウさんのお仲間で…姿はそっくりなのでありますよ。

 尾根に生きるアセビの小さな花

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2005.4.22(金) ずるずる

強風でタムシバは散ってしまいました。
なんかさみし。
…と、鼻水をふきふきぼんやりたたずんでいたら、谷から聞こえた夏鳥のクロツグミさんの声。
なんか元気でるでる。

夜にはトラツグミさんも鳴いてくれました。
あいかわらずなんかぶきみ。
(でもすきよ)

 今日の山の色

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2005.4.20(水) おかえり夏鳥

甘い香りのタムシバ満開。
ヤマザクラが咲き始め。
キブシの小さな花も…細い枝からかわゆく垂れ下がっています。

夏鳥のオオルリさんの美しい声が、谷から聞こえました。
うれしくなってその場に突っ立って耳を済ませていたら…
足元の笹やぶから、ヤブサメさんの精一杯大きな声。
(だけど虫みたいな声)

あんがとね。
東南アジアに変わりはなかったでしょか。
海に変わりはなかったでしょか。
今年のささがなるは…どうでしょか。

  
(左)店の前のヤマザクラ  (中)私の頭の上で咲いていた小さなキブシの花  (右)好きな方向にまばらに咲くタムシバ(コブシとの見分け方は花の下に若葉が出ていないこと)

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2005.4.9(土) 春の水

この数日の陽気で、一気に雪が融け出しました。

お山の斜面ではタムシバの白い花が咲き始め。
アオゲラさんは愛の口笛を吹き始め。
一羽のツバメさんが南の国から帰ってきて。
カシラダカさんたちは…北の国への旅立ちの歌を大合唱。

 ブナの芽吹きがはじまりました

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2005.4.4(月) さよなら冬鳥

朝マイナス1度。
今年最後の雪に、ツグミさんが足跡を残して去って行かれました。

  どうぞごぶじで…

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2005.4.3(日) 開店

朝。一羽のウグイスさんがささがなるに到着。
今年初めての美しい声を響かせてくれました(ありがとね)。

「いわなや」開店いたしました。
(ご予約いただいていたお客様、誠に申し訳ございませんでした)

午後から濃霧。
夕方からみぞれ。
夜は雪でまっちろけ(へ〜っくしょん)。

 道路の脇で春を待つササとフキノトウ

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2005.4.1(木) お客様各位

(「いわなや」は4月1日開店予定でしたが、都合によりまだ閉鎖中です。誠に申し訳ございません)

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2005.3.30(水) 冬でないけど春でない

昨日の雪で…せっかく木のてっぺんでさえずり始めていたホオジロさんが、また地面に降りてしまいました。
でも、谷ではミソサザイさんが美しいさえずりを響かせてくれておりました。

ミソサザイは大きくない
だけど声は小さくない
ミソサザイは強くない
だけど声は弱くない

ささがなるの生き物たち(陸生貝類)」…進まないけど止まらない

 東大山大橋から見下ろした、夕暮れ時の谷です

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2005.3.22(火) 合併記念

今日から倉吉(くらよし)市民になりました。
記念に…いつか倉吉のセンセに見せてもらって感動した、モズさんの芸術品「ハヤニエ」をご紹介します。

 
(左)「梅にトカゲ」   (右)「梅にカメムシ」

ハヤニエ(早贄)のニエは、イケニエ(生贄)のニエ。
モズが獲物(昆虫やカエルやトカゲ)をすぐに食べてしまわずに、木の枝やトゲに突き刺しておいたもののことです。
貯蓄行動とも言われているけれど、本当の理由はまだわかっていないのだとか。

モズ(百舌鳥)はね。
一見小さな小鳥のようで、実はタカみたいなかっこいいクチバシを持っています。
このクチバシで他の鳥の鳴きマネを器用にしまくっているかと思えば、一方でこんなすごい芸術品もつくっていたのね。
もしかして…まだ他に隠された特技があるのかも。
このハヤニエを作った倉吉のモズさん、よろしくね。
ささがなるの生き物たち「樹木編」少し追加しました)

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2005年3月13日(日) 春を待つひとに捧ぐ…

数日前の陽気で、雪が一気に60〜70センチほど融けたと思ったら…またこの2日で同じくらい積もりました。
家の横で1メートル60ほど、道路脇で1メートル20ほどに。

雪の下で冬眠中の蛙さんや虫さんたちは…もう少ししないと目醒めないでしょね…
ささがなるの生き物たち(両生類)」も少しずつスタートです。

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2005年3月6日(日) 氷柱

昨日お日様がつくってくれたツララちゃんの上に、また雪が…。

  
(中)これから北国へ帰るツグミさん…どうぞごぶじで  (右)ささがなるで冬を越したセグロセキレイさんに彼女ができました

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2005.2.27(日) クリぼう

雪は1メートル40〜70くらい。
空のてっぺんで、ぽつんとがんばる小さなクリの実を見つけました。

ささがなるの生き物たち(樹木)」少しずつはじまります。

 
(左)夕暮れ時の烏ヶ山(からすがせん)です  (右)風にも負けず雪にも負けず

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2004.2.20(日) 黄金のひとに捧ぐ

雪の降る夕暮れ時。
深い谷の上にかかる橋の入り口で、黄金色したテンに出会いました。
テンは通りがかった私の車に驚いたのか、突然雪の積もった欄干(らんかん)の上を一直線に走り始めました。
私の車と並行して必死で走っています。
その走りっぷりがあまりに美しく、いつまでも見ていたいと思う一方、このままでは逃げ場を失い谷底に落ちてしまうかもしれない…
そう思って私はスピードをぐんと上げて追い抜きました。

人間にとってみれば綱渡りに思えるような道でも、テンにとっては確かな道なのかもしれない…
あとからそんなことを考えたりもしました。

新しく「ささがなるの生き物たち」のページができました。
少しずつ更新できればと思います。

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2005.2.9(水) 雪山の忍者シギ

「グェッ」
雪の上から水辺に到着して一息ついたとたん、思い立ったように、足元から飛び去ったのはアオシギさん。
不思議なしゃがれ声を発し、鷹のようにカッコよく一直線に林に消えました。

みつからないようにぎりぎりじっとがまんしていたけども
あんまりちかづいてくるもんでしかたなく飛んでみせました

(私にはそんなふうに聞こえました)

アオシギ(青鴫)はね。
ハトくらいの大きさの足の短いシギ。
夏にヒマラヤなどの高地で子育てをして、冬になると日本にやってきます。
シギの仲間には珍しく、山地の渓流で水生昆虫を食べているのだとか。
ひっそりと単独で行動する、孤独なシギなのだとか。

実はなんとなく前からその存在には気づいていたけれど。
なんとなくずっとそのまんまでありました。
今度は私が修行して…忍ぶ距離で出会えますように。

 忍者の足跡?

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2005年2.4(金) くもりのち雪

午後の弱い光を浴びて、ウサギさんやキツネさんの足跡が光っておりました。

  
(左)T字路です   (中)私を見下ろしていたかわゆい足跡   (右)空からこんな素敵なひとも

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2005.2.2(水) 雪の海

家の横で1メートル70センチくらい。
あとは吹き飛んじゃって、そこらで大波小波。
まじめにあるいても雪だるま。

 
(左)白い波にのまれる玄関先   (右)池も調理場もガチガチ

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2005.2.1(火) 冬眠中

雪嵐で、まっちろけ。
寒波で気温マイナス9度前後。
積雪は今年に入ってずっと70〜120センチほどでしたが、今夜はさらにどれくらい積もるでしょか。

新年のごあいさつもなしに、あっというまにもう2月…ご心配かけて申し訳ありましぇん。
今年もよろしくお願いいたします。
おわびに写真三枚です。

  
(左)峠で新年を祝うフクちゃん…   (中)1月27日夕暮れ   (右)雪の上で死んでいたトガリネズミさん

過去の日記です

2004年 8〜12月7月6月5月4月3月2月
2003年 12月11月10月9月8月7月6月5月4月

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