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ささがなる日記




Sasaganaru nikki
by Yuko


私の住んでいるのは、東だいせんの笹ヶ平(ささがなる)というところ。
大山・烏ヶ山から伸びる尾根の上にあたります。
ひゅ〜るり〜、ひゅ〜るり〜ららぁ〜。



2005.6.26(日) クマさんのいちご


23日の日記のキイチゴの写真は、クマイチゴの間違いでした(ごめんなしゃい)。
黄色いナガバモミジイチゴを食べてたつもりが、いつのまにか赤くてデカい実にたどり着いたのがうれしくて、むしゃむしゃ夢中でほおばっているうちに、頭はからっぽ、名前は二の次になっちゃった。

クマイチゴ(熊苺)っていうのはね。
熊がいそうな山に生えるから、その名がついたのだとか。
そういえば、子グマが夢中になってこのイチゴを食べている間に、母グマはそっと姿を消して子別れをするのだという…
そんなお話もあったっけ。

母さんの愛の苺でありますよ。

 
(左)おわびにもう一度クマイチゴ   (右)こちらはピンクの花のナワシロイチゴ

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2005.6.23(木) 花から実

ヤマザクラの樹には小さなちいさなサクランボ。
ナガバモミジイチゴの枝には甘いあまいキイチゴ。

 
(左)かわゆい桜の実   (右)シアワセ…

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2005.6.21(火) しじみのはね

表は、瑠璃色。
裏は、黒い紋様に水色やら朱色やら。
周囲は、白い毛が生えている。

そんなはねをもつひとは、鳥取県では絶滅の危機に瀕しています。

 一生懸命生きてます

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2005.6.19(日) るりなはね

朝、カッパを干していたら、瑠璃色のラインをちらつかせて、ルリタテハさんがやってこられました。
確かに緑のカッパより、あなたのラインのほうが美しいです。

 カッパにとまるルリタテハ

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2005.6.18(土) 越冬蝶

お店の窓拭きをしようと思ったら、網戸に大きなヒオドシチョウ(緋縅蝶)さん。

この赤い赤い体で。
寒い寒い冬を。
どんなふうに越したんでしょか。

 ヒオドシチョウの裏側

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2005.6.16(木) くうふうふくわれるふうふ

我が家の玄関先のツバメ夫婦の巣が、1メートル以上もあるヤマカガシ夫婦に襲われてしまいました(ぎぇ〜)。
母さんが地味に温めていた卵がやっと孵ったばかりでありました。
気がついた時はもう呑み込まれたあとでありました。

去年もヒナが孵った直後にこつぜんと消えたので、おかしいとは思っていたけれど…おそらく今年もずっと狙われていたんでしょね。
そういえばこないだ玄関に飛び込んできたひとは、きっとそれを私に伝えたかったんでしょね(気づいてあげられなくてごめんね)。

それにしてもツバメさんは、争うことが苦手。
襲われてもただただ夫婦で「コケカキイキイ」と鳴きながら飛び回るばかり。
小さな虫をとるきゃしゃなくちばしでは反撃もできず。
足もそんなに強くない。
できることは…
ただ人間のそばに巣をつくるだけ。

一方のヤマカガシさんは。
食った直後に人間に天井から棒で落とされたのがよほど恐かった様子。
ただただ2匹でもつれて金縛り状態。
しかもどうやら弱気なほうを、もう一匹がかばっている様子。
自分はさっさと逃げれるけど一緒でなきゃだめだ(…と全身でおっしゃる)
ほんとは一刻も早く人間から離れたいくせに。

も〜知らん。

 ヘビのように樹に這い登っていたイワガラミ

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2005.6.11(土) 旅の途中

お店の入り口でアサギマダラさんひらひら。

浅葱(あさぎ)色っていうのはね。
緑がかった薄い藍(あい)色のこと。
ふわふわ飛んでいる時。
ちらちらひらひら美しいひと。

でも先日道路上で出会った時は、かなりのスピードで先を急がれているご様子だったっけ。
いったいどこから来て。
どこまで旅を続けるんでしょ。

 窓枠で休むアサギマダラ

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2005.6.10(金) 艶尾なひと

あっというまにもう六月。
玄関から私に続いて中に入ってこられたのは、一羽のツバメさん。
網戸に張り付かれたお姿は…とても美しい燕尾服。

ツバメはね。
オスは尾羽が長くて、メスは短いんです。
オスは尾羽が長いほど、メスにモテるんだそうです。
(このひとはきっとモテるんでしょね)

確かにツバメでない私でも。
くらっとくるほど。
美しいひとでありました。

 素敵な尾羽がわかるかな…(注・網戸に張りついておられます)

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2005.5.31(火) うのはなの

道路沿いには、白いウツギも咲き始めました。

 
(左)卯月(うづき)に咲くから卯(う)の花とも呼ばれるのだとか  (右)こちらはひっそり輝くオオカメノキ

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2005.5.30(月) 春の蝉

水路に落ちて流れ着いた巨大ヤマナメクジさんを、もとの場所に。

谷ではエゾハルゼミ(蝦夷春蝉)さんが、今年初めてのお声を聞かせてくださいました。

 
(左)10cmもある体の横にふしぎな丸い穴…開いたり閉じたり  (右)ここなら安心かな

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2005.5.25(水) 甘い花甘い蝶

アキグミ(秋萸美)の小さな白い花が、甘い香りを漂わせています。

…と、白いウスバシロチョウさんひらひら。
まるで自らも花の一部であるかのように、美しく漂っておられました。

 
(左)朝の谷   (右)アキグミとウスバシロチョウ

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2005.5.23(月) きつねの嫁入り

ざーっと雨が降ったかと思うと、ほんの一瞬でぱぁっと晴れたり。
こういうのを「きつねの嫁入り」と言うのだとか。

ささがなるのキツネさんは…お嫁にいったんでしょか。

 ささがなるのキツネ(5/10撮影)

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2005.5.20(金) 谷空木前線

道路沿いに、タニウツギ(谷空木)の花も咲き始めました。

 枝はしなやかに曲がり、風雪に耐えて咲きました

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2005.5.19(木) きらきらなひとたち

昨日の強風はひどかったけど、今日は快晴。

林の中には、ブナの若い実が落ちておりました。
一ヵ月前に花が咲いてたと思ったら、もう中から青いタネらしきものをのぞかせてお
られました。
今年は…もしかして豊作なんでしょか。

夏鳥のカッコウさんとホトトギスさんも無事にご到着(おかえり)。
みんなはるばる日本まで、たくさんの毛虫を食べに来てくれてあんがとね。

 
(左)もじゃもじゃでかわゆいブナの実   小さな蛾の乱舞がわかるかな…

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2005.5.16(月) 水木前線

ささがなるのミズキ(水木)の樹に、白い花が咲き始めました。

そういえば標高600メートル付近では、10日以上前から咲いておりました。
100メートルの標高差というと、気温差が0.6度ほど…。
車でぶんと走ってしまえばほんの数分の距離であっても。
野生に生きるひとたちにとっては、とても大きな距離と温度差なんでしょね。

 
(左)夕暮れ時の大山です   (右)尾根に生きるミズキです

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2005.5.10(火) ささのはな

ササ(笹)の花がジミに咲きはじめました。
ささがなるにはササがたくさんあるけれど。
限られた場所だけ咲くんです。
なんででしょ。

 
(左)ジミなチマキザサの花  (右)うつむいて咲くナガバモミジイチゴ(黄イチゴになります)

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2005.5.9(月) ささがなるのひばり

連休が終わったとたんに寒くなってストーブ。
でも一羽のヒバリ(雲雀)さんが、牧草地の上空でにぎやかに。

鳥たちはね。
吐く息でも吸う息でも鳴くことができるのだとか。
それにしてもひばりさんは…
息つぎなしで。
5分以上も細やかな歌をえんえんと歌い上げられるのでありますよ。

 
(左)縦に連なって咲くウリハダカエデの小さな花  (右)ウリ模様のかわゆい幹(日本固有種です)

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2005.5.6(金) おかえり

夏鳥のジュウイチさんご到着。
強風の中…ホイッスルのようなお声が届いておりました。

 マメ科のフジの花 つるは右巻き左巻きどっちかな

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2005.5.2(月) きいろいひと

ぴろーろ、ぴろーろ、ぴろーろ…。
何度も繰り返す、黄色いキビタキさん(夏鳥)の美しい声。

目の前のクロモジさん(クスノキ科)も、細い枝にかわゆく黄色い花を咲かせておられました。

 
(左)今朝の大山(だいせん)   (右)クロモジの小さな花

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