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ささがなる日記




Diary from Sasaganaru
by Yuko


私が住んでいるのは、東だいせんの笹ヶ平(ささがなる)というところ。
大山・烏ヶ山から伸びる尾根の上にあたります。
ひゅ〜るり〜、ひゅ〜るり〜ららぁ〜。



2010.12.8(水) 氷結体

雪が積もり、
県道の門扉も閉まり、
私の体もとうとう動かなくなったので、
しばし保養に旅立つことにいたします‥

(皆様どうぞ良いお年をお迎えください)

 ひーん

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2010.11.4(木) 初冠大山

先月27日に初冠雪となった大山でしたが、
その後天候に恵まれず、今日やっと快晴になりました。

ささがなるも例年通り同じ日に初雪‥
というか、夜中にバチバチ激しいアラレで、一面真っ白になっておりました。

今朝は野原一面に美しい霜が降りていました。

 谷筋に残る雪(am.7:24)



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2010.10.23(土) おかえり冬鳥

クィクィとツグミたちの声が聞こえています。

カメ歩きでいつもの道を散歩をしていると、
一ヶ月半前に見た葛(くず)の美しい花が
いつのまにか毛むくじゃらのお豆さんに変わっていました。
お願いだからどうかそんなに急がないでおくれ…。

 9月3日の写真と比べてね…

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2010.10.21(木) ありがとゆ

栗赤飯、イチジク、みたらしだんご、ウニ…
なぜか偶然にも私の大好物ばかりが目の前に。
ちょうど今日は四十代最後の誕生日でもあるので、
これは哀れなゾウガメ体と化した私への八百万のカメサマからのお恵みとして有難くいただくことに。

 いただきます・・・

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2010.10.18(月) 鮫と熊

体調を崩したり、大阪の実家の処分に帰ったり、また帰っては崩したり。
久しぶりにじんましんで鮫肌になってしまった手足を見ていると、
子どもの頃自分は半魚人ではなかろうかとjまで悩んだ記憶が蘇ってしまったり。

そんな間にも木々たちは日々葉の色を変えており、
冬鳥のアトリの群れも帰ってきており、
そしていつのまにか我が家周辺にも、ツキノワグマ出没の警告板が出ておりました。

自然界のいきものたちは、後ろなど振り向かずに前だけを見て生きるのでしょか。

 「ワタシのことじゃないよね…」(ツキコ)

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2010.9.18(土) カラスとイワシ

烏ヶ山(からすがせん)から我が家まで、
秋のいわし雲たちが、青空を泳いできてくれました。

 am.9:57

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2010.9.16(木) 虹

秋のモズの高鳴きが聞こえます。

今年は夏に全く雨が降らなかったので、虹も見ることができなかったけれど、
ここ数日は夕暮れ時に美しく天まで架かります。

 峠の虹 pm18:00

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2010.9.14(火) お迎え

日曜の夜、フクロウに出会いました。

一度は私の頭上の暗闇に大きな羽根を広げ飛ぶ姿、
もう一度は首をくるりと回して振り返り私を見た後ろ姿。

おそらく同じフクロウで、どちらもほんの一瞬だったけれど、
偶然に二度も続けて出会ったことはこの16年間で初めてのことでした。

もしやと思い急ぎ部屋に戻り、そして二時間後に容態悪く寝込んでいた愛犬フクが昇天…

さみしがりやのフクちゃんはひとりではなかなか逝けなくて、
あのフクロウに連れられてかわゆく夜空を駆け昇ったことでしょか。

 フクの尾とフクロウの羽根

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2010.9.9(木) きつねの墓

台風が通過したあとの、新月の真っ暗な夜。
鎖につないだ二頭の愛犬が騒ぐので外に出てみたところ、
この春生まれの小さな子ギツネが、車に跳ね飛ばされて昇天していました。

懐中電灯を片手にとりあえず路肩にと引きずったところで、
すぐ目の前の藪の中に、もう一頭の気配を感じました。

秋の子別れの儀式はまだこれからだったのですか…

露に濡れた細身の体のその先の、
尾っぽの先の白い毛は、まだ踊るように揺れていました。

 満開の萩のそばで死んでいた子ぎつね

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2010.9.6(月) 朝焼

早朝まだ薄暗い頃、
風に乗ってヨタカ(夜鷹)の声が聞こえました。

いつのまにか夜が明けるのが五時半を過ぎるようになりました。

 一瞬黄金色に輝く大山

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2010.9.3(金) 秋の七草

すすきの穂がゆらゆら揺れています。

愛犬の散歩の途中、いつもの道端でふと甘い香りが漂ってきました。
あたりをきょろきょろ見回しても花は見えないけれど、確かにこの辺りから…
と、大きな茂みのかたまりになっている葛(くず)の葉とつるをかきわけてみると、中からぶどう色の葛の花房たち。

こんなふうに香りを密かに漂わせて咲いていたこと…
今日まで気づかずにいたことが、私にとってはまた発見。

 葛の花…(マメ科です)

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2010.8.30(月) さよなら夏鳥

早朝、
部屋の窓を明けたとたんに目の前の電線にツバメが2羽やってきて、
長いこと羽づくろいをしてから飛び去りました。
もうそろそろ他の仲間と合流して、
海を渡る日が近づいてきているようです。
来年またきっと無事に帰ってくるんですよ…

午後、久しぶりのしとしと雨。

 ツバメの尾羽(約5センチ)

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2010.8.28(土) 秋涼

澄んだ空気で山も海も近く、
一日中さわやかな風が吹き続けました。

 日本海の漁火(19:30)

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2010.8.25(水) 雷雨

ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)の群れが滞在しています。

車に乗って下界へ出たところ、
道路上をパトロールするオニヤンマが私の車に正面から突撃してくるので、
アクセルをゆるめてやり過ごす。

夕暮れ時には、この夏初めてといっていいほどのまとまった激しい雷雨がありました。


雷雨が恐ろしくてたまらないトミコ(濡れタオルを巻くとなぜか少し落ち着きます)

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2010.8.17(火) 残暑

カンカン照りが続く中、
アブラゼミに混じってツクツクボウシが一度だけ鳴きました。

夕立ちもないせいか、夜じゅう寝室の窓を開け放して半袖で寝る日々。
これはささがなるに来てから初めてのこと。

それでも夜空には天の川が涼しく流れ、
草むらでは萩の花が咲き始め、
虫たちの演奏も始まっています。

 私の部屋に入ってきた小さなコオロギ

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2010.8.4(水) 盛夏

エゾゼミがぶるぶると鳴いています。

世間様は夏休みになり、私もあれよあれよと渦の中へ…。

 
私の窓拭きの手を止めさせるウズグモ(渦蜘蛛)の隠れ帯(おび)


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2010.7.15(木) 初夏

くもり時々小雨ぱらつく。
午後の一瞬の晴れ間を狙って、人もいきものたちも動きます。

草むらでは蝶や蜂たちが小さな花に密集し、
空ではアマツバメが雲とともに移動して、
林では今年初めてのヒグラシが鳴き始めました。

 夏はスイカも動きます (いただきます…)

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2010.7.14(水) 雨続き

一日中小雨
風に乗ってアカショウビンの声が聞こえます。

朝からカッパ着てひそかに自然増殖させていたシモツケを移植。
シモツケはもともと大山周辺に自生している植物で日当たりのよい草原環境を好むので、強風吹きっさらしのささがなるでもすぐに根付く強さをもっています。

落葉低木なので横には広がっても高さは1メートルにもならず、ピンクの小花がふわふわ咲いて見た目にもかわゆいので、少し大きくなれば草刈りの時に誤って刈り払ってしまうこともないのです。

定期的に草刈りをする場所であっても、たとえばシモツケのような花木を目印に少しゆるい草刈りをしてみると、
その周囲で寄り添うように咲いている他の小さな野の花たちも自然に無理なく一緒に残せていることに気づきました。

厳しい自然環境の中で自生する草原の植物たちは、私などの好みで選んだ一種類のこの花だけ特別、という生き方をしているわけではなく、多様な姿のものがお互いに寄り添うことでなんとか生き残ろうとしている…
そんなことを数年かけて私に教えてくれたのがシモツケです。

(今日は写真が撮れなかったので…→シモツケ

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2010.7.12(月) 墓

土曜日の夕方にマミちゃん昇天。
仕事が終わってからいつものように体をなでなでしているうちにそのまま静かに逝ってしまいました。

父の形見として我が家にやって来て10ヶ月…
病気のためにてんかん発作を起こしたりウンチまみれにもなったりしたけれど、骨と皮だけになってもいろんなことを教え続けてくれてくれました。
一日24時間のうちマミちゃんと一緒に過ごす時間は本当に短いものだったけれど、私にとっては大変有難い恵まれた最後の時でした。

 ありがとマミ… (桑の老木の下で)

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2010.7.7(水) ハチに願いを

今日は七夕だけど星の出る頃にはきっと眠ってしまいそう…

そんなことを考えながら体調不良もあって朝寝坊してぼんやりしていたら、時々鳥見をご一緒するAさんから近くに来ているとの電話あり。

重い身体でぐずぐず着替えていつもの麦わら帽子をかぶったけれど、なぜか愛犬もぐずぐず動かないので店の前で立ち話。

と、その時Aさんが谷の上空で円を描いて飛ぶ一羽のハチクマを発見、そしてそのハチクマはなんと一直線にこちらに向かって飛んできて、そして私たちの頭上をゆっくりと通過…。

寝ぼけていたはずの私だったのに、突然しゃっきりとカメラを構え、おまけに後ろ姿を見送りながら心の中で願い事までしてしまったのでした。

Aさんとハチクマに感謝しつつも、私はそんな自分のちゃっかり加減に気づいて、今夜はやっぱり星を見るのはよしておこうと思ったのでした。

 この横顔はまさしくハチクマ(蜂熊)…

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2010.7.4(日) ただいま

連日の濃霧で雲水峡の世界…というか、ようするに真っ白け。

先週私が旅に出ている間に、わが家のツバメ夫婦はとうとう子育てをあきらめてしまったようで、帰ったら他の家族と一緒に霧の中を飛び回ってしまっておりました。

 旅先で出会った足跡(6/28) 何かわかりますか…

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2010.6.24(木) 梅雨蝉

快晴のカンカン照り。
谷からエゾハルゼミの声が聞こえてきます。

巣がなかなかできずに苦戦していた我が家のツバメ夫婦は、場所を左へ左へとずらしながらも、とうとう根性でなんとか造り上げ、どうやら卵を温めはじめている様子。

けれどかなり小さくて、一人っ子しか育ちそうになくて、しかも泥よりワラが多くてかなり危なっかしい感じ…。

下界から虫とりにやってきた他のツバメ家族がびゅんびゅん横をかすめ飛びながら、なんだか私と同じようなことをささやいているようにも見えます。

それでも小さな巣の中でじっと卵を温めている母ツバメです。


見てるほうがこわいよう…(注・プレッシャー与えないように望遠レンズで撮影しています)

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2010.6.22(火) ぶと

水路沿いではうす紫色のエゾアジサイ咲いています。

ひそかに自然増殖させていた野草のオカトラノオを、去年から裸地になってしまっていた場所に少しずつ移植作業。
小さなシジミチョウやハチたちは大好きなのよね、この蜜が。

仕事のあとの夕暮れ時のほんの一時間ほどのことだけど、しつこいブト(ブヨ)は露出した肌をさがして血を吸ってくれるから、マスクとメガネとUVマフラーで頭から首までぐるぐる巻きの怖いミイラ顔で大急ぎの作業。
それでもまたおでこの隙間を吸われてしまい、さらに不気味な流血顔に…。

 オカトラノオ

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2010.6.21(月) 卯の花

ここ数日午前中は晴れて蒸し暑く、午後になると濃霧が白波のように一気に押し寄せてきます。

道端ではウツギの白い花が美しく咲き始めています。

 ウツギとミドリヒョウモン

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2010.6.18(金) じぐざぐ

昨日と一昨日は今年一番のカンカン照りとなり、お隣の牧草地の刈り取り&巻取り作業が行われました。

そして今日はしとしと雨と霧の中、私も夕方からカッパ着て、いつも愛犬と散歩する道付近の草刈り作業。
…といっても、この時期はいつもの通りおおざっぱに道にはみ出た外来種と、在来種でも巨大化しつつあるイタドリをブンブン刈り払っただけ。

毎日歩いている道だから、一見大きくなった葉ばかりが目立つように見えていても、
実はその後ろに隠れるように咲きはじめたノアザミやヒヨドリバナなどがあり、
そしてその花に小さな蝶や花蜂がしがみついてうれしそうに蜜をもらっている…

そんなことを知ってしまっているので、
この時期はいつも私はおかしなジグザグ刈りになってしまいます。

 道ばたで死んでいたアサギマダラとイチモンジチョウ

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2010.6.16(水) 燕

去年は帰ってきてくれなかったツバメでしたが、今年はかなり遅くになってから帰ってきてくれました。

けれどつい先週からやっと巣作りを始めた場所は、泥が壁にうまくつかない危なっかしいところで、一週間たっても完成せず夫婦ともかなり苦戦している様子…。

ヘビやカラスやイタチやネコから子どもの身を守れて、
人間との必要最低限の距離を保てて、
激しい風雨も避けられる。
そんな場所を見つけて巣をつくり、卵を抱き最後まで立派にヒナを育て上げるということは、簡単なようで実は相当大変なことなのだと…改めて気づかされます。

 泥がつかない材質の壁でごめんね…(苦戦のはじまり6/9撮影)

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2010.6.15(火) 大水青

一日霧雨。
夜、今年初めてのオオミズアオが玄関に入ってきました。
ヨーロッパではその美しさから月の女神とも呼ばれる蛾です。

出口の灯りをつけて家の中を暗くすると、ぱたぱたと大きな羽根をはばたいて出ていきました。

しばらくすると、今度は私の部屋の窓をコツコツたたく音がします。
きっとあのオオミズアオだ…と思いながら、窓を開けずに夜空に舞う青白い姿を想像しました。

 朝の月(6/9am4:34撮影)

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2010.6.10(木) 紺碧

快晴。
今日は楽しみにしていた仕事休みなので、
午前は海、午後は山、そのあと博物館…と欲張りな一日に。

山陰で唯一、海女漁が行われているという夏泊(なつどまり)の海は、
きらきらとあまりにまぶしく輝いて、
私もこのまま青い水に溶けてしまうのではないかと思うほどでした。

 夏泊の海

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2010.6.8(火) かがみがなるのきつつき 

遠方より友来たる。
昨夜は一緒に鏡ヶ成に宿泊して、朝は小雨ぱらつく中を散策路をぶらりぶらり。
いつのまにか名前が休暇村奥大山に変わっていたのでちょっぴりさみしく感じたけれど、
幽霊のように地面にかわゆくたたずむギンリョウソウたちや、
元気よく鳴き続けるカッコウの声や、
二人の目の前を通り過ぎてくれたアカゲラには変わりなくて大感激。

 二人で見たアカゲラ(in鏡ヶ成)

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2010.6.7(月) かっぱ

写真の整理をしていたら、
幻の河童の三平が写っていることを大発見。

…ではなくて。
これは現代の河川に生きる河童のクロベエ、なのでした。

(注・ささがなるにこのカッパはいません。この写真は米子市で撮影しました)

 頭掻いてます… (カワウ in 日野川)

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2010.6.3(木) 日の出

四月には朝の五時半ごろに昇っていたお日様も、
最近ではトラツグミの声に引かれるように早くなり、
四時半すぎになると昇り始めます。

 池から昇るお日様

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2010.6.2(水) 衣替えと換毛

ホトトギスが朝も夜も鳴いています。

晴れていたかと思うと突然ぱらぱら雨が降ってきたりするので、洗濯物を出したり入れたり。
お店にも虫が入ってくるようになり網戸をつけたと思ったら、また寒くてストーブをつけたり。
朝は何枚も重ね着をしていても昼には脱いだり、夜は冬物衣類を出したり入れたり。
一日の気温差も大きい山では、こまめな調整の必要な日が続いています。

四頭の愛犬たちはというと、トミコは早々に冬毛を脱ぎ捨てたけれど、
ツキコとフクちゃんは今だゆっくり取り換え中で、
ガリガリになってもまだがんばっているマミちゃんは…もうこのままかもしれません。

 この夏で16歳…見回りもゆっくりになったフク

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