兵庫県の小都市ちょっとした旅ホーム
東二見をブラつく
(兵庫県明石市)

(2003年12月18日)
 いかんな〜。集中力が続かない。師走のなんかザワザワした感じって、落ち着いてものを考えるのには不向きだな。こういうときはおもしろい本を読んで、「おお、これはすごい」「ふふん、俺ならこう書くね」などと脳に刺激を与える必要がある。
 で、どうせ本を読むなら気分転換も兼ねて、電車に乗ってどっかへ行きながら読みたいもんだ。

 というわけで、3時ごろから明石方面へのプチ・トリップ。大阪方面より電車が空いてるからな。
 で、電車に乗って本を・・・ありゃ、本を忘れてきたよ。わしゃ何をやっとんだ。
 仕方がない、ボーッとしよう。

 明石市は東西に細長い。東部が明石の中心地で、そっちは何度も行ってる。だから今日は山陽電車で明石市西端の東二見というところへ行った。岡本から50分くらい。ここには未訪の銭湯が一つある。

 東二見駅を出て、昼めしを食っていないことに気づいた。
 明石といえば、やっぱり玉子焼きだろう。玉子焼きはタコ焼きの元祖。明石にはこの玉子焼き屋がどこにでもある。ソースではなく、だしにつけて食べる。駅を降りてすぐの店で食った。

 15個で500円。うまいよう。けっこう満腹になる

 さて、東二見は漁師町。漁港へ向かって南へ歩く。うーん、鄙びた雰囲気が旅情をさそう。曲がった路地に古い建物。徳島よりずっといいじゃないの。

 
(左)東二見の道  (右)漁港近くの商店

 
東二見の漁港。沖に人工島があるのがちょっと残念

 港から陸のほうを見ると、どっしりした煙突が見えた。おお、これは相当なイニシエ系銭湯だろう。
 煙突めがけて路地へと分け入る。と、そこには兵庫県銭湯業界でも屈指と思われる、時代錯誤なまでに昔ながらの超レトロ銭湯が現れた。

 扇湯。すごみさえ漂う激レトロ

 ここは濃かったぞ。「名銭湯」にアゲといたので、くわしくはそちらをご覧いただきたい。

 風呂上り、宵闇の漁師町を歩く。ここは予想をはるかに超える歴史的建造物の宝庫だな。じっさい、「明石市景観保存建築」の看板が掲げられた民家などが目につく。電信柱さえなければ、どこででも時代劇のロケができそうだ。

 場末のお好み焼き屋もこの風情。茅葺屋根トタン張り

 この寒いのに自動販売機で缶ビールを買い、歩きながら飲む。
 鄙びた港町の雰囲気に酔いつつ、今日はそのままおとなしく帰った。
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