兵庫県の小都市ちょっとした旅ホーム
淡路島にチョイはまる ≪その2・洲本≫

(兵庫県洲本市)

 続けさまに淡路島。今度は舞子から高速バスで1時間、淡路の中心・洲本市へ。
 バスを降りたら、ぷーんと潮風。うまい魚が食えそうな匂いやな〜。

 高速バスのターミナル周辺は新しく整備されているが、それ以外は地味〜な田舎町の景観。南にそびえる三熊山の緑が美しい。
 「第一プリンスホテル」「第2プリンスホテル」という安そうなビジホを中心に旅館が多いが、どこも閑古鳥が鳴いてるっぽい。橋ができたおかげで淡路は日帰りの島となり、旅館業者にとってはいいことはなさそうだ。

 それにしてもこの洲本という街、ちょっと離れたところに洲本温泉のホテル街があるが、市の中心部には観光拠点がまったくないぞ。まあ何の用事もあるでなし、さっそく銭湯探索だ。
 インターネットタウンページによると、洲本には本町周辺の狭いエリアに5軒ほどの銭湯があるらしい。ぶらぶら歩いて見て回る。

  
(左)(中)キリンビールの大きな看板が目立つ酒屋   (右)淡路信金の落ち着いたモダン建築

 まずバスターミナルから徒歩数分で東光温泉を発見。入母屋造りの伝統建築だが、入口をダブルで挟む看板がやたらデカく、しかも午前11時から営業してるし駐車場も備えたバリバリの現役銭湯。

 東光温泉

 次にそこから徒歩2〜3分で、お多福湯を発見。ふつーの家みたいな感じの、白い壁のそっけない外観。
 そこから徒歩5分、本町商店街のアーケードに住栄湯。多様な湯を謳う看板はあれど、建物は奥まったところにあって見えない。
 ところでこの商店街、どういうわけか服飾関係の店がやたらと多い。

  
(左)服飾雑貨まりも   (右)本町商店街は西に行くほどヒナビてくる

 さらに徒歩2〜3分のところに清水湯。これは強烈。玄関まわりはタイル張りのモダンなデザインで素晴らしい。でも建物全体が朽ちかけていて、煙突など3分の1は崩壊してしまっている。この状態で営業を続けているのは立派というか、スゴイ。マニアにはたまらんもんがある。

  清水湯。すばらしい銭湯玄関だが・・・

 最後に、アーケードを西へ抜けて川を渡ったところに玉川湯というのがあるはずなのだが、探し回っても発見できなかった。廃業して取り壊されたっぽいな。

 と一通り見て回り、腹が減ったのでうどんかそばでも食おうと思ったが、いくら探してもうどん屋がない! 仕方なくラーメンを食った。うーん、こんなにうどん屋がないとは・・・タコヤキ屋は数軒あんのになあ。
 そのあといよいよ入湯、とりあえず今回はいちばんヤル気のありそうな東光温泉に入った。くわしくはこちら
 次回はぜひ清水湯にも入ってみたいが、早くしないとやばそうな気配を感じたなぁ。
 (で後日入った清水湯はこちら

 湯上がりサッパリ、夕方の風がじつに気持ちよろしい。しかしまぁいつの間にやら、どこへ行っても夕方には銭湯に入らにゃ収まらんカラダになってしもうたな。
 まあ何はともあれ、こんなところまで来たからには、うまい魚を食って帰らんとね。
 さっき前を通って気になっていた店「栄舟」へ。市役所から南へ徒歩1分くらいの、東西の道に面している。こじんまりした店内にはカウンターと、背後に座敷が3組分ほど。
 今日はさっき獲れたばっかりのサワラがおいしいよ、との薦めに従ってそれをお造りで。ほか何品か食べたが、いやぁ〜どれも全部うまかった。店のおやじもなかなか感じいいし、ツマについてくるタマネギスライスや鳴門わかめもうまい。値段も安くて、二重丸の満足店だ。

 栄舟はオススメだ!

 腹もふくれて、居眠りしながら高速バスで神戸へ戻る。
 洲本はのんびりムードの漂いまくる、ほどよい田舎度の地方都市っていう感じだな。魚もうまいし、また来ようっと。  (2004年4月23日)

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