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河内山本を歩く
(大阪府八尾市)

(2004年4月3日)

 大阪環状線の鶴橋から近鉄で15分ほど、八尾市の河内山本駅下車。この駅のそばには玉串川というのが流れていて、その岸辺の桜並木が有名だ。
 駅を降りるとすぐに玉串川がある。それに沿って桜が延々続いている。この川は大和川からの小分流で、コイがうじゃうじゃ泳いでいる。

  
(左)駅を出てすぐ、南北に流れる  (中)浅い川だが大きなコイがいっぱい  (右)桜並木は何kmも続いているようす

 沿道は花見客で賑わっているが、川沿いの細い道なので宴会もなく、純粋に桜を見ながら歩くだけ。
 飲食店などもあまりないが、そのかわりこんなのがあった。

 は、はいりたかった・・・

 入母屋作りに寺のような千鳥破風、入口脇にはタイルのあしらい。明らかに元銭湯だが、今は共産党議員の事務所として使われている。玄関先で団子などを売っていた。
 桜並木にうずもれるような立地といい、銭湯ファンにはたまらない味わいだ。
 なんか猛烈に悔しい。こんな素敵な銭湯を残せないなんて・・・。

 といいつつ、八尾くんだりまでわざわざ来たのには桜よりやはりそっちが主目的だ。
 八尾市の浴場組合はホームページで組合加盟の全銭湯を写真付きで紹介している。先日それを見て、このすぐそばに伝統的建築の銭湯がたった1つだけ残っているのを見つけたのよ。

 花見散歩を小1時間で切り上げて、河内山本駅のそばに戻る。駅前にある八幡神社のすぐ北側の通りにある、末広湯。ここがまたすさまじいまでの激渋系、とにかく濃かったぞぉ。
 駅から徒歩2分のところにこんなのが残っているなんて奇跡というほかない。さっそく「名銭湯・河内」編にアゲといたのでくわしくはそちらをご覧あれ。
 しかし番台オヤジの覇気のなさから考えて、この末広湯もなんかちょっとヤバそうな感じが漂っていた。この1軒を廃業させずに守るのは八尾市民の義務ではないか、と言っておきたい。

 
(左)山本八幡神社  (右)そして末広湯。どう見てもこっちのほうが古めかしい

 ついでに山本駅周辺をしばらく散策。けっこう細い路地が残っており、昔ながらの家が転々と残っている。
 駅から1分もかからない場所にとりわけ古い建物を見つけて近づいてみたら、「ウネメ産婦人科」と看板が出ていた。現役で診療中のようだ。

 「ウネメ」って・・・「采女」? 由緒ありそう

 駅の南側には商店・飲食店が集まっている。
 風呂上がりにしばらくブラついて、ギョーザ食ってビール飲んで帰った。

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