東海・北陸ちょっとした旅ホーム
蒲郡
(がまごおり)



(愛知県蒲郡市)

 2007年4月6日
注:本稿は旅行から2年が経過してから書いています。はっきり言って、あんまり覚えていません。
だから間違いだらけかも。ほほほ。蒲郡の人、スマヌ。

 余った青春18きっぷで、まあ何となく行ったことのないところへ行こうかなと思って、ガマゴーリというところへ行ってみた。ここにはちょっと変な島があるらしいし。

 降り立った蒲郡駅はさすが儲かってるJR東海ぃ〜と思わせる高架カプセル状の近代的な駅舎だった。
 でもそのわりに駅前は閑散としている。

 蒲郡駅

 しかも今にも降りそうな怪しい雲行きだ。
 変な島は竹島という。日本海でモメてる島と同じ名前だが、ガマゴーリの竹島は屁が出るくらいに平和な島だということで安心だ。
 線路沿いを歩いて南へ渡り、三河湾のほうへ20分くらい歩いていくと、竹島水族館という平和まるだしの施設があった。せっかくだから入ろうか。受付でお金を払おうとしたら、おばちゃんが「今日は中で小学生の写生大会をやってるので、特別に入場無料です」とおっしゃる。
 ラッキーだ。さっそく中に入ったが、そこらじゅうに写生中の小学生がたむろしていて、ま、ゆっくり見てられない。15分くらいで早々に退出した。

 
(左)竹島水族館    (右)昔ながらの水族館で小学生の写生大会

 水族館の前を左方向へ数分歩いて行くと、問題の竹島が見えてきた。こんもりモコモコと照葉樹が繁った小島で、周囲に干潟が広がっているが、これは干潮の時だけトンボロ現象で陸地とつながるパターンかな。
 竹島には神社があって、そこへ行くための橋がかかっている。湘南の江ノ島と同じだな。

 
(左)竹島への橋    (右)潮干狩りをする人たちがたくさんいた

 400mほどの橋を渡っていくと、橋をまたいで鳥居がある。上陸するとすぐ八百富神社というのの参道が始まった。
 周囲の森は照葉樹の極相林で、国の天然記念物に指定されているんだと。竹島という名だが竹は生えていない。

 
(左)竹島の鳥居が近づいてきた    (右)八百富神社の階段

 
(左)八百富神社の拝殿    (右)照葉樹ぼーぼー

 この神社は琵琶湖の竹生島から勧請したもので、祭神はもちろん市杵島姫だ。そうか、竹生島とのつながりで竹島なんだな。
 いずれにせよ江ノ島や厳島と同様、海人族系の宗像女神を祀っている。こういう島はだいたいそうだ。古代の日本の海岸線は関東までほぼ宗像信仰の海人族勢力が掌握していたらしい。

 神社をひとまわりして島の南端の海岸に降り立った。江ノ島よりも小さそう。

 正面に三河大島が見える

 そこから岩礁伝いに島をぐるっと半周して元の鳥居に戻った。じつを言うと三河湾は初めてなので、薄黄色に濁った水が新鮮だ。変化に富んだ岩場もなかなかおもしろい。
 でも歩いているうちに雨が降ってきたぞ。


遠くに見えるのは西浦崎

 橋の近くに戻ってきた。対岸は蒲郡本土

 来たときよりも少し潮が満ちてきているような感じだ。
 再び橋を渡って本土に戻ると、竹島に向き合う神社があった。そこでちょっと雨宿り。

 神社の中から竹島を見る

 腹が減ったが、あまり食堂がない。1軒だけ、昭和30年代チックな食堂が開いていたので、そこで昭和30年代チックなラーメンを食った。
 やや小降りになったようなので店を出て海岸沿いを東へ歩き始めたが、また降ってきた。傘もないけど、周囲にはコンビニなんかあるわけない。なんもない。仕方がないので歩き続けた。

 20分ほどで港が現れた。三谷というところらしい。ここから内陸に向かい、JRの線路を越えて大きな道路に出たあたりに日乃出湯という銭湯があった。でもまだ開いていなかった。

 
(左)三谷の漁港    (右)日乃出湯

 雨は止んだかと思うとまたしとしと降り始める、うっとおしい状態。
 その中を傘もないまま30分近く歩いて蒲郡の中心部へ戻り、ついでに周辺の銭湯を2〜3軒見て回ったけど、イマイチそそられる激渋系は見当たらなかった。飲み屋もまだ開いてないしなあ。ていうか、アーケードの下にもあんまり歩いている人がおらんぞ。
 中途半端な雨に、中途半端な時間。こういう天気だとさすがのまっちゃんもちょっと萎える。

 雨しとしとの蒲郡の中心街

 なんとなくめんどくさくなったので、駅に戻って電車で豊橋に移動し、そこで風呂に入って飯を食って酒を飲んだ。
 というような、イマイチさえない蒲郡の一日であった。まあこんな日もあるでしょう。
 おしまい。  (記:09.4.10)
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