きよしこの魚



 夕食後、まりもと「ととあわせ」(但馬のどこかのミヤゲで買った絵合わせカルタ)で遊んでいたら、「このしろ」という魚が出るたびに彼女が「きよしこの夜」の節で、「き〜よし〜、こ〜のし〜ろ〜♪」と歌う。
 「いわし」を合わせた俺が「い〜わし〜、こ〜のし〜ろ〜♪」と歌い返したりするうちに、こんな歌ができた。

 いーわしー こーのしーろー (きよし この夜)
 おーこぜー ひーらめー (星は ひかり)
 ふーぐ いーか うーなーぎー (救いの御子は)
 えびー はーたーはたー すーずーきー (み母の胸に)
 えーい ぶーりー まぐーろー (眠りたもう)
 とびーうーお かーまーすー (夢やすく)

 最終行はかなり苦しいが、カルタに出てくる魚では他に適当なのがなかったのでやむをえないのです。

(2006年6月の編骨日誌より)

軟弱コラムindexホーム